旅の空は冬の空だったの巻 軽井沢へスケッチの予定で行ってきたぞ! |
2002年11月6日水曜日、軽井沢です。
旅行というかドライブ、でしょうか。
一度延期になって、次は雨降りで、三度目の正直です。
スケッチした〜いというお方とともに、美術館も見ましょ、
てな調子でお出かけしました。
3人連れではありますが、たぶん私は「刺身のつま」です。
白樺湖の例もあったので、とにかく寒さ対策はして行きました。 どうだったのかというと、確かに寒かったのです。 しかし、スケッチのスの字もなかったような…ねえ。 その代わり美術展は、ちゃ〜んと見て参りました、たぶん。 『中心の喪失−アメリカ以外の美術−』セゾン美術館コレクションより |
第2次大戦の勝利によって政治的、経済的、軍事的に世界の中心になったアメリカは、 同様に美術においても世界の中心地になって行きました。抽象表現主義、ネオ・ダダ、 ポップアート等、アメリカ美術がインターナショナルな美術の中心から外れたことは以後 半世紀にわたって一度もなかったのです。またセゾン現代美術館も、開館以来アメリカ 現代美術を収集・展示のひとつの柱にしてきました。ロコスやジャスパージョーンズの 作品は、今日では当館の顔とさえ思われています。こうした〈中心=アメリカ美術〉は 疑うべきものではないのでしょうか? |
↑のような文章が寄せられ、展示がはじまります。 やっぱ現代美術というと、私個人の中でもアメリカものが幅を利かせているかも。 でも私の場合は、横文字作者=アメリカ人とか、外人=アメリカ人のように 極端な思い込みをもっていたりもするかも…。 それに展示を見ているあいだは、国を意識しない、か又は↑のような状態で、 そっか、やっぱり〈中心=アメリカ美術〉なのかも?しれないです。 |
展示を見たあと、というか見てる後半から「おなか空いたよ〜」コールが響き、 昼食とることになりました。なんか先生にご馳走していただいたり?!って、 だってだって、先生ご持参の招待券+割引券で超格安入館できたうえに ご馳走してもらっちゃったなんて、何かある?のかなあ、って思いますよ。 先生とKUWAさんのスパゲティは、どうもKUWAさんのほうが多い様子。 でも両方とも、お皿の中心にお行儀良くちょこんと乗っていて、 特に大食いのKUWAさんは物足りなそう?って、他人事ながら心配に。 私はホットサンドイッチ。いつものように、食べる先からどんどんおなかが空く という有様。こちらも心配になってしまいました。 ま、なんとか満腹になりまして一息ついたら、おしゃべりです。 あーだこーだと、よくよくオシャベリした気がします。 食後はお散歩です。というかいつもは廻らない美術館の庭(野外彫刻)見学です。 これまた、あーだこーだ言いながら、ぐるぐる廻りました。 UFOみたいなステンレスの半球の作品が、気にいりました。 景色の映りこむ感じがよかったのです。そう、頭小さく見えるからね。 スケッチブック持ってくるんだったと、思いました。 そうそう、お二人はズボン下履いてたらしいですが、実は私寒かったんです。 だって、美術館行くのにゴワゴワじゃイヤじゃないですか。 ちょっと失敗してしまいましたね。 散歩も終わって、ではスケッチか?いえいえお帰りの時間です。 スケッチに来たんじゃあないのですか? 特にKUWAさん!油絵の道具一式お持ちのはずでは?? スケッチの予定は、やっぱり予定?ってことなのですね。 帰路もあーだこ−だで帰りました。 ![]() ↑帰路にみつけた牛たち |